黄斑前膜

黄斑前膜とは?

黄斑前膜とは、網膜の前に線維性の膜が形成され収縮することにより網膜を傷害する疾患です。黄斑円孔と同じく硝子体の収縮が関係して起きるため、高齢者に多く発症します。網膜にしわが生じ、物が歪んで見えたり、視力が低下します。程度によっては自覚症状がない場合もありますが、少しでも気になる症状があれば早めに医師にご相談ください。

黄斑前膜の主な自覚症状

  • 物が歪んで見える。
  • 視力が低下してきた。

■ 治療方法

手術が唯一の治療方法になります。手術時期が重要な疾患で、悪化してから手術をしても視力の改善が少ない場合がありますので、早めに網膜専門医にご相談ください。 50歳以上の患者様は白内障手術も同時に行うことになります。

黄斑前膜の手術について

硝子体を切除し、そのあとで前膜を剥がす手術を行います。局所麻酔下で約30~40分の手術ですので、当院では日帰りでの手術が可能です。
硝子体手術について詳しくは下記のページをご覧ください。

よくある質問

症例写真

下記に提示するのは実際に院長が執刀した難症例の代表ケースです。

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